
北前亭の味付ちりめん

目次
味付ちりめんのはじまり
味付ちりめんの発祥は、1980年頃に遡ります。
ちりめんが豊漁だった時、弊社六代目福島輝忠が、昔の文献からヒントを得て考案したのが「昆布ちりめん」です。

味付ちりめん四つのこだわり
こだわり其の一 国産の良質のちりめんを選び抜く匠の眼
ちりめん漁の最盛期である6月から8月にかけて新鮮なちりめんが続々と運ばれてきます。
その中から「触ってにおいをかげばたいていのことはわかる」というちりめんを知り尽くした職人が、良質のちりめんだけを次々と選別。
多くのちりめんからほんの一握りのちりめんだけが、北前亭の味付ちりめんになるのです。

こだわり其の二 「自然海塩」でなければ、この味は出せません
ちりめんの味付けに使用している塩は、海水から汲み上げて作る「自然海塩」です。
味付けにあたって、さまざまな岩塩や焼き塩などを試してみましたが、わたしたちの求めている味をつくることができませんでした。
北前亭のこだわりは「味」そのものにあります。そして塩にまでこだわるのが北前亭の味付ちりめんです。

こだわり其の三 匠のさじ加減
しっとりしたやわらかさとやさしい味わいが特徴の北前亭の味付ちりめん。
ちりめんは産地によって、また獲れた時期によって水分量や塩分に微妙な違いがあるため、工場では1ロットごとに水分と塩分を測定。その結果により職人の微妙なさじ加減で味付けを調整しています。
手間はかかりますが、そこに妥協を許さぬ匠のこだわりがあるのです。

こだわり其の四 あえて人の手で
味付けしたちりめんを最後に具材と混ぜ合わせます。
機械化も可能な作業ですが、ここはあえて人の手にこだわります。
長年の経験と勘による手作業で均一にむらなく混ぜ合わされた味付ちりめんは、まろやかでしっとりやさしい独特の風味と歯応えが自慢です。

鮮度のよいちりめんとを、職人たちの伝統の技と、吟味を重ねた素材でさらにおいしく。
創業200余年の老舗が今に伝える、本場で元祖の「味付ちりめん」。
しっとりやわらか、絶妙な組み合わせをお楽しみください。




	
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